CLIENT 東京ミッドタウンマネジメント株式会社
PROJECT 光と霧のデジタルアート庭園 / Digital Art Garden
VENUE Tokyo Midtown

「暑さ厳しい真夏に涼やかさを堪能する」ということを、日本人の感性が育んだ伝統的手法のオマージュにより、現代的なアート体験として再構築することに挑んだ。
かつての日本人は五感の可能性を活かし、冷房のない夏を楽しんできた。日没、日本の庭先、縁側(エンガワ)、打ち水、涼風など、日本の夏の原風景たる要素。それらを開催場所であるTOKYO MIDTOWNの「東京の真ん中でいちばん気持ちの良い場所になりたい」というコンテクストへとつなぎ、ダイナミズム、エンンターテイメント性を加え表現したものが本作品である。
人々は、都会の真ん中に現れた ”懐かしさ” と ”新鮮さ” が融和した空間へ自らを投じ、実際の温度だけではない、五感に染み渡る”涼”という日本的な刺激体験に酔いしれていた。

受賞:DFA2020 BRONZE / D&AD2020 shortlist / FWA2019 / グッドデザイン賞2019 / 空間デザイン賞2019 BEST100 / NDF2019 入選作品