みなさんこんにちは!
博展1年目の松本です!

【Quest ! 】は、都内を中心に新しい体験型店舗やイベントについて私たちが実際に体験し、月1回レポートしていくコンテンツです。
今回はJing(ジング)原宿にて、2022年2月19日(土)〜5月28日(土)まで開催されているHyundai House Harajukuをレポート!
「これからはじまる新しい日常とモビリティ・ライフスタイルに出会う空間」と銘打ったヒョンデの最新車種を体感できるショウルームらしく、「どんな体験ができるんだろう?」と、わくわくしますね!

目次
1:日本再参入を果たしたHyundai
2:LIFE MOVES. Gallery
3:最新モデル「IONIQ 5」と「NEXO」
4:人の「営み」と遊び心を表現した次世代ショールーム

日本再参入を果たしたHyundai

ヒョンデは1967 年に設⽴され、正式名称はHyundai Motor Company。世界 200 カ国以上で、自動車とモビリティサービスを展開しています。
そして、再上陸を果たしたヒョンデの大きな特徴としては2つ!

1つ目は、正規ディーラーを構えず、オンラインで車両販売をしている点です。これからの自動車の買い方としては、アマゾンや楽天のようにネットで注文する時代が来るのかもしれませんね。
2つ目は、Hyundaiの読み方が、ヒュンダイからヒョンデに変わったことです。日本ではヒュンダイと呼ばれていたHyundaiですが、2020年から韓国語の発音に近い「ヒョンデ」に統一されました。

まだまだ日本ではヒュンダイと呼んでしまう人が多いと思いますが、見かけたらそっと教えてあげてくださいね。

LIFE MOVES. Gallery

Hyundai House Harajukuでは、開催期間中に5人のクリエイターによるコラボレーション展示が入れ替わりで展示されています。

エントランスでは「LIFE MOVES.People」というコンセプトで五人のクリエイターが紹介されていました。

このコラボレーションは、ヒョンデの考える自由で豊かな暮らし「LIFE MOVE」と、人間の基本的な営みである「働く・遊ぶ・纏う・食べる・住まう」の5つのテーマを合わせたもので、それぞれのクリエイターによる解釈が表現されているものです。

エントランスを抜けた先には、先ほど紹介した「LIFE MOVES. People」プロジェクトの展示ギャラリーが!

私たちが行ったときは「衣」をテーマにファッションデザイナーの石川俊介氏の作品が展示されている期間でした。

今回は、「働く・遊ぶ・纏う・食べる・住まう」の「衣」を「纏う」と捉えた石川俊介氏が生み出した「Sustainable Travel Bags」が表現され、石川俊介氏の作品展示とIONIQ 5が一つの空間にまとまっていました。私は一見、クルマとバッグの親和性は特にないのではないかと思いながら見て回っていましたが、この「Sustainable Travel Bags」は実はかなりIONIQ5に関係するものだったのです!

この「Sustainable Travel Bags」は、IONIQ 5からインスピレーションを受け、IONIQ 5のインテリアに採用されているサステナブルな生地を使ったエコフレンドリーなバッグだったのです。

IONIQ 5の内装インテリアで使われている原料と、これらによって生まれた生地を使ったバッグがセットになった展示だったのかと気づかされました。

IONIQ 5で採用されているサステナブルな生地とはいったい何なのか、一つ一つ紐解くように原料が展示されており、素材にさえ愛着を持たせるような設計となっていました。

「働く・遊ぶ・纏う・食べる・住まう」の「衣」はファッションデザイナーの石川俊介氏とのコラボレーションでしたが、今後も「食」は農家兼シェフの五十嵐創氏、「住」は建築家の長坂常氏など、それぞれの営みのプロフェッショナルによるコラボレーションとなっており、3か月の期間限定POP UPでも、毎回ガラッと雰囲気が変わりそうで面白いですね。

そしてそれぞれの営みとクルマがどう関係するのか、どうクリエイターが解釈するのかが楽しみです。

最新モデル「IONIQ 5」と「NEXO」

EV「IONIQ 5」

まず目に留まるのは、EV「IONIQ 5」の実車と、その特徴を体感できるコンテンツが豊富な展示空間。
実車の試乗はもちろん、こちらでもIONIQ 5のマテリアルへのこだわりが感じられるものになっていました。

Sustainable Interior

先ほどの「LIFE MOVES. People」では、IONIQ 5とサステナブルなバッグの親和性を表現した展示になっていましたが、コチラのブースでは、よりIONIQ 5のサステナブルなインテリアに焦点を当てた展示になっています。

IONIQ 5のどのパーツにどの素材が使われているのか、目で見て実際に触れることで、「地球に優しい素材で完成されたインテリア」を体感できました。

Material Pantry

今まではIONIQ 5のインテリアに焦点を当てたものになっていましたが、コチラのブースではこだわり抜いたエクステリアに注目できる展示になっています。
IONIQ 5 の外装カラーは、自然からインスピレーションを受け開発されたものとなっていて、日差しの下でも、室内でも魅力的なカラーとなっています。

どこからでも魅力的に見えるエクステリアを証明すべく、こちらでは豊富なエクステリアカラーの見比べと、「Sunrise」「Sunset」「Night Neon」の3つのボタンが設置されていました。
この3つのボタンは、「Sunrise」「Sunset」「Night Neon」の題のとおり異なる時間軸の調光を当てることで、エクステリアのさまざまな表情を実際に体感できます。

購入する車種は決まっていても、個人的にカラーは最後まで悩んでしまうと思いますが、さまざまな時間帯で見せる表情を見比べることができるのは、購入検討するうえでもありがたい展示だと素直に思いました。
また、エクステリアとして展示されているキューブもピクセルを表していて、Hyundai House Harajukuでは一貫してParametric Pixelを表現したピクセル調を感じ取ることができました。


V2L ‐ DJ Kitchen

IONIQ 5は、電気自動車ならではのV2L機能※という車両外部に電力を供給できる機能を備えています。
この機能によって移動中でも、自然の中でも、いつでもどこでも必要な時に電化製品が使用可能になっています。

V2L ‐ DJ Kitchenでは、車両から供給された電力によって動く電化製品を連想させる家電が並んでおり、ボタンを押すとビートが流れるものになっていて、自分らしい音楽を流すことができるDJブースになっています。V2L機能によって屋外でも電化製品を使えるというワクワク感が音楽によって掻き立てられるものになっていました。

実際に購入して使ってみないと分からないV2L機能を体験に昇華し、日常生活と移動の境界を取り除いたことで、ZEVから生まれるサステナブルで創造的なライフスタイルへの拡張を提案したものとなっていました。

※V2L機能=Vehicle to Loadの略。クルマのバッテリーに蓄電された電力を、電化製品に直接給電出来るシステムのこと。

IONIQ 5 Driving Theater

インテリア、エクステリア、V2L機能を体験した後は、大きな3面のモニターで囲まれているIONIQ 5 Driving Theaterへ。
こちらではIONIQ 5のドライバーシートにあるタッチパネルとクルマを囲う大きな3面のモニターでIONIQ 5のカーライフを映像で体験できる仕組みになっていました。

実際に中からモニターを眺めると、ディスプレイには街乗りのシーンや夜空のシーンなどが投影されていて通勤や買い物などの移動手段としてや、休日の良き相棒として、さまざまな関わり方が出来るクルマであるということが伝わってきます。
正面と左右に映像が流れるので没入感が凄く、「IONIQ 5と共にさまざまな場所に出かけて、絶景を眺める。」というイメージが膨らむようなものになっていました。

NEXO Garden

緑に囲まれた印象的なスペースに展示されていたのが、もう1つの最新モデルであるFCEV「NEXO」。
水素で走行することで環境汚染物質排出をゼロにすることに加えて、微小粒子状物質(PM2.5)を取り除く空気清浄機能を実装したモデルとなっています。

この展示では、後ろで光っているチューブの中に水が流れていて、周りの植栽に水を与えているものになっていました。
これは、水素電気自動車であるNEXOの走行時に排出される水が自然に還元されていることを表現していて、文字通り「環境に優しい」ということを体感できる展示となっていました。

ブランドの世界観を体験できる「Hyundai Mobility Lounge – Concierge Counter & Consulting Bar」

「Hyundai Mobility Lounge – Concierge Counter & Consulting Bar」はメンバー登録すると無料で利用できるラウンジです。
こちらのラウンジでは、試乗の申し込みや購入検討者向けに、Hyundaiのスペシャリストにより詳細な製品の説明を行うほか、お客様からの購入相談に対応していましたが、ラウンジにもさまざまな仕掛けが見受けられました。

また、ラウンジに設置されているベンチや観葉植物の鉢でさえも、よく見るとピクセルによって構成されていました。
本来ピクセルとはデジタル世界のものですが、Hyundai House Harajukuで、私たちは気づかないうちにデジタルとアナログの境界を超えた体験をしていたのだと気づかされます。
ラウンジに来てもなお、発見があるのは面白いですね。

人の「営み」と遊び心を表現した次世代ショールーム

今回はHyundai House Harajukuにお邪魔させていただきましたが、さまざまな体験ができる仕掛けが多く、完全に心をつかまれてしまいました!

さまざまなクリエイターの考える「LIFE MOVES. People」

Hyundai House Harajukuで特徴的だったポイントの一つとして、エントランスを抜けた最初の空間がクルマメインの展示ではなかったことです。

暮らしに不可欠な「働く・遊ぶ・纏う・食べる・住まう」を、ヒョンデの思想と掛け合わせてクリエイターが表現する空間は、他にはない独自のものだと思います。
また、限られたスペースをクリエイターの表現に使うこともかなり大胆ですよね!
それと同時に、あくまでクルマに乗るのは「人」で、その「人」の営みにクルマが溶け込むような願いが丁寧に表現されていたり、あえて最初に展示車種の詳しい解説をしなかったり、製品をもっとよく知りたいという気持ちも演出されているような気がしました。

私は、全てを周りきった後にもう一周しましたが、その時には、思わずIONIQ 5と親和性の高い「Sustainable Travel Bags」を持ち、休日にIONIQ 5に乗ってさまざまな場所に出かけることを妄想してしまいました。

遊び心満載のライフスタイル提案型ショールーム

Hyundai House Harajukuでは、来場者に水素電気自動車や電気自動車のメリットを体験を通して実感させる展示が特徴的でした。
また、排ガスやガソリンの高騰など年々クルマを持つということが「わざわざ」というネガティブなイメージになってきている中で、ヒョンデが提案する人とクルマの付き合い方は、ポジティブでクリーンなイメージだということが伝わる空間でした。

サステナブルなインテリアと、こだわり抜いたエクステリアを体験できるブースでは、IONIQ 5の生い立ちを知ることで、他とは違う、より特別なクルマであるという愛着を持てました。

皆さんもぜひ、Hyundai House Harajukuに足を運んで、さまざまな体験を通じて自分だけの最新車種との対話をしてみてください!