CLIENT 株式会社和光
PROJECT 和光ウインドウディスプレイ「韻」~60のリボンと響きによるインスタレーション~
VENUE セイコーハウス/和光本店中央ショーウインドウ

GOOD LOOP 2025 コンセプト:「ひびき、つなぐ、次代へ。一瞬 ⇄ 余韻」
「ひびき」—それは、贈りものの瞬間に生まれる心の余韻。
和光が育んできた贈りものの文化を、サステナブルな視点で見つめ直す「GOOD LOOP 2025」。銀座の街に響くチャイムのように、ひとつひとつの「ひびき」が人の心に届き、未来へと静かに循環していきます。和光が大切にしてきたのは、ただ「かたちある贈りもの」をお届けすることではありません。想いや時間を丁寧に包み、大切な人へ、そして未来の自分へと手渡すこと。それは、過去・現在・未来をつなぐ「時の橋渡し」であり、贈る瞬間に生まれる「ひびき」こそが、人と人とのつながりを紡ぎ、未来へのループを描き出します。この夏、和光は「ひびき」をテーマに、贈りものの文化を再解釈し、美意識と手仕事が織りなす〈GOOD LOOP〉を、銀座の街に響かせます。
和光が長年大切にしてきた「贈る」という文化を、サステナビリティの視点から見つめ直し、美意識と手仕事が紡ぐ〈GOOD LOOP〉=「未来への響きの循環」を体現する夏へ。銀座の街に、美しい「音」と「想い」のこだまを、静かに、そして確かに広げていきます。

ウインドウディスプレイ コンセプト:『韻』
銀座四丁目の象徴、時計塔。その静かな時の響きに呼応するように、2025 年の夏、中央ショーウィンドウには 60 本の金のリボンが舞います。長年、贈る心を結ってきた「和光のリボン」が、ひとつひとつゆっくりと回転しながら奏でる美しい一音は、まるで「鹿おどし」のよう。静寂の中に涼やかな「間(ま)」を生み出し、見る人の感性にそっと触れる余韻を残します。毎正時には、時計塔の「時打ち」と連動してリボンが一斉に回転。時を告げる幻想的な演出が、銀座の街に詩的なリズムを刻みます。響き合う音と想いは、そっと未来へと手渡されていく——それは、和光が紡ぎ続ける「美意識あるサステナビリティ」の物語です。

期間: 2025年7月17日(木) – 8月20日(水)
場所: SH/和光本店中央ショーウインドウ

WEB https://www.wako.co.jp/f/display/detail.html?id=a6d4a27a-727f-4c69-9292-60db6929e151
CREDIT
アートディレクション 武蔵 淳(和光)
企画 武蔵 淳 , 高橋 匠(博展) , 夏目康子(レプレ) , 西村優子(造形作家)
デザイン 武蔵 淳 , 高橋 匠 , 奥田 雄一(和光) , 渡邉 好美(和光) , 土橋 杏奈(和光)
制作施工 株式会社シャコー
メカ制作、メカ制御設計 柳田 好宏 , 植草 秀夫(コウコーAD)
サウンドプロデュース、コンポジション 小野寺 唯(博展)
テクニカルディレクション 笈川 岳(博展)
テクニカルエンジニアリング 山田 翔一(博展)
ライティングデザイン 山本 圭太
フォトグラファー 大木 大輔