CLIENT 旭化成株式会社
PROJECT 旭化成エキシビションプレイブック

展示会出展において、①イベント効果の最大化、②人的・金銭的リソースの最適化、③ブランド印象の統一を目的に「プレイブック」を策定・運用しました。

従来のブランドガイドラインには、ロゴやカラーなど一般的かつ視覚的な規定はありましたが、空間設計や情報発信手法、情報粒度まではカバーされておらず、担当者や展示会毎によって差が生じ、「分かりにくい」「運営が非効率」などの課題がありました。

そこで旭化成エキシビションプレイブックでは、視認距離に応じたサイン計画、展示会特有の動線や寸法設計、人間工学や心理学を取り入れたコンテンツ配置などを標準化。来場者の行動や心理、過去の成功事例を踏まえ、科学的根拠のある「体験設計」として体系化しました。
旭化成は一方的な情報発信ではなく、ヒト(来場者)視点に立った体験を重視し、標準化して「ブランドの資産」として蓄積。体験そのものをブランド価値として体系化するという先進的な取り組みが進んでいます。

【AWARD受賞実績】
・GOOD DESIGN AWARD 2025|グッドデザイン賞
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CREDIT
総合プロデューサー 栗林 祐介 , 小川 結子(旭化成株式会社)
プロデューサー 高比良 大介 , 小島 朝弓 , 堀江 珠加(博展)
クリエイティブディレクター 歌代 悟(博展)
アートディレクター 萩原 千恵(博展)
グラフィックデザイナー 谷口 哲哉(博展)
空間デザイナー 松本 哲弥(博展)