CIRCULAR DESIGN FURNITURE

2025年9月にリニューアルされた三井デザインテック株式会社の本社オフィス「CROSSOVER Lab」において、社内の情報やアイデアを共有・発信する場として再構築されたライブオフィス「ANTENNA」内の家具制作をサポートしました。

改装時に発生する資源の探索から、それらをどのような技術やストーリーと掛け合わせて素材・部材化できるかを検討するワークショップを通して導かれたサーキュラーデザインの価値を具現化する制作を担当しました。
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左官材で廃材の色を抽出したカウンター天板
解体時に発生した木片を培地にして育てた菌糸ウォール
ミーティングスペースを仕切っていたガラスとLGS（軽量鉄骨）で構成したイス
廃棄となるイスに廃材ファブリックを貼り付けたイス
粉砕した廃材を固めたブロックで構成したイス
廃材の木材と床の見切り材で構成したイス
旧オフィスを象徴するクロスを新解釈したテーブル
昇降機能を失ったハイチェアとキャビネットを組み合わせたテーブル
新オフィスの設計を支えたマテリアルサンプルを並べたテーブル
ポリプロピレンのスツールをタイル状にして構成したテーブル

など、イス４脚・テーブル４台・カウンター天板・壁面装飾、計10種のプロダクトを制作。
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オフィスという日常空間の中で、素材を「資源」として再び見直し、価値化していくことの重要性を体現する家具を創出しています。