CLIENT 東洋アルミニウム株式会社
PROJECT 東洋アルミニウム ショールーム棟建設1F/2F
VENUE 東洋アルミニウム株式会社 新庄製造所敷地内

アルミニウム顔料の開発・製造を行う製造拠点内に、新たなコミュニケーションを創出するショールーム棟を建設。
博展は建築・設計、コンセプト・コミュニケーション設計、外装・内装空間デザイン、施工とすべての工程・管理を担当しました。

東洋アルミニウムが設定した目的は下記2点。
1.顧客に対して、同社製品の魅力や技術力を発信する拠点として活用する。
2.地域社会との関係強化に加え、ブランド価値向上や人財獲得の強化を図る。

この目的に「東洋アルミニウム」として遂行するためにアイデンティティを改めて体系化し、多様な来訪者それぞれに価値を提供できるコミュニケーション空間を設計しました。

この場所が、東洋アルミニウムの活動起点となり、未来の始まりとプロセスを創造し、あらゆる未来の可能性を形成しつづけることを目指しクリエイティブコンセプト「創造ノ原初」およびストーリーを策定しました。
オフィス内や街頭ではない、製造所内という立地に存在するデザインの最適解を目指しています。

「創造ノ原初」を表現するデザインコンセプトとして「整理整頓」を設定しました。
良い製品をより良く、より魅力的に見せるために、空間デザインと展示デザインを整理し、製品の魅力が自然に引き立つ余白を設計しました。

展示物は入れ替え可能な構成とし、来客特性や商談内容に応じて最適な展示へ切り替えられるように設計しました。
ニーズに合わせ、コミュニケーションプロセスを描けるよう動的な展示としています。また、非展示製品を収納できる展示台兼什器として計画とすることで、常に整理された空間を提供可能にしています。

壁面に設置した展示塗板は、製品特性として重要な要素である4面それぞれの大きさや角度の変更、光と影による塗料の発色を変化させる設計となっています。
さらに、展示塗板をマグネット仕様とすることで、手に取ってより詳細な目視やコミュニケーションが可能な仕様を実装。
これらの仕様は、東洋アルミニウム社員の皆様と議論を重ねながら、製品が最も適切に見える条件を検証し、設計に反映しています。

博展が提案するコミュニケーション空間を東洋アルミニウムと共に創ることができたいくつかのファクターが存在します。
同社製品である塗料の提供、展示塗板の共創、アルミインゴットの展示提供、そして大切な製品を魅力的に見せるための展示手法を、両社で検証しながら空間へと落とし込んいます。
本プロジェクトは様々な面において共創が実現できた、まさに「創造ノ原初」を体現する共創空間の提供となっています。

CREDIT
HAKUTEN CREDIT
プロデューサー 高倉 悠真 , 竹熊 量平
クリエイティブディレクター 池成 高正
空間デザイナー 丸山 顕章
プロダクトマネジメント 長井 亮太
ディレクター 相澤 俊輔 , 秋山 優海
PARTNER CREDIT
制作 株式会社セライフ
建築 笑創archi(一級建築士事務所)
家具製造 永原工芸
写真 荒井 彰 (ナカサアンドパートナーズ)