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静岡県三島市にある東レ総合研修センターの改修計画を手掛けました。
東レが掲げる4つの社会テーマと社会貢献活動を背景に、東レ製品をより身近に感じられ、
研修社員のモチベーション向上につながる空間を設計しました。
布全体に施したイラスト・グラフィックを、社会テーマに適した手法で表現し、空間全体がダイナミックに見えるよう天井高5mの奥行きある構成としました。
コーナー１.気候変動対策を加速させるために
地球規模での温室効果ガスの排出と吸収のバランスが達成した世界。
「大」というテーマに従い、シンボリックな製品がCO2削減の大きな働きにつながっていることを印象づける空間を表現しました。
コーナー2.持続可能な循環型の資源利用と生産に貢献するために
理想的な資源利用のサイクルによって持続可能な循環型の世界。
「図」というテーマに従い、展示の肝となるサイクル図を大きく掲示することで多くの理想的な素材利用の循環を構築していることを伝えます。
インフォグラフィックスを多用し、細かな数字などの情報をイラストを交えて表現しました。
コーナー3.安全な水・空気を届け、環境負荷低減に貢献するために
誰もが安全な水・空気を利用し、自然環境が回復した世界。
「通」というテーマに従い、東レの高いフィルタリング技術を大小の円を印字し、それらを重ねることでまるで水中にいるような空間を表現しました。
コーナー4.医療の充実と公衆衛生の普及促進に貢献するために
全ての人が健康で衛生的な生活を送る世界。
「人」というテーマに従い、医療の要である人を際立たせたシーンを製品ごとに展開し、
人々の生活に東レの製品が深く貢献していることを印象づける空間を表現しました。
コーナー5.東レグループの社会貢献活動
東レの社会貢献活動を知ることのできる世界。
社会貢献活動を1枚のタペストリーを使ってカテゴリーごとに展示し、それを一方的に語るのではなく、
来場者と共に想いを創造できるコンテンツと併せ空間を表現しました。
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