CLIENT タカラスタンダード株式会社
PROJECT 平城京ショールーム改装
VENUE タカラスタンダード 平城京ショールーム

タカラスタンダード平城京ショールームの増築に伴う、全面改装の企画・デザイン・施工を手掛けたプロジェクトです。
増築により従来の1.4倍へと拡張された広大なショールーム空間を、奈良・平城京という歴史ある土地の特性と深く結び付け、単なる商品展示の場を超えた、理想の暮らしが「現実の選択肢」として鮮明に見えてくる体験型の空間へと再構築しました。

「”生活のリアル”を再定義」を戦略テーマに掲げ、3つの軸からブランド体験全体のリデザインに取り組んでいます。地域の生活文化や住宅事情、特有の価値観に即した「地域のリアル」、商品を暮らしの価値から機能価値へと順を追って伝える「生活のリアル」、そして視認性・比較性・回遊性を向上させ、心地よい検討行動を自然に促す「ショールームのリアル」を空間構造へと落とし込みました。

象徴的な空間構成として、平城京・朱雀門へ向かう朱雀大路の構成をショールーム内の動線に取り入れ、奈良らしい歴史性を感じられるフロアレイアウトとしました。さらに、生活空間の密度がもたらす「没入感」と、ショールームとしての「開放性や視認性」を同時に成立させるため、壁の量や高さ、視線の抜けをコントロールしました。これにより、リフォーム後の生活像を具体的に想起できる「5つの空間提案エリア」が誕生し、来場者が自身の暮らしに重ね合わせて体感できる、「検討しやすい展示」と「生活が立ち上がる空間」を両立させています。

CREDIT
プロデューサー 清水 知浩
プランナー 吉村 映美
3Dデザイナー 上野 将輝 , 小坂浩三
プロダクトマネジメント 長井 亮太
撮影 緋田 昌重