~“事業を通じたSDGs達成への貢献意欲が高い”と評価~

 当社は、株式会社三井住友銀行(本社:東京都千代田区、頭取CEO:髙島 誠)の実施する「ESG/SDGs 評価融資」において、ESG(※3)側面の取組と情報開示およびSDGs(※4)達成への貢献に関して評価され、同評価に基づく資金調達契約を締結いたしました。

 今回の評価では「企業理念・サステナビリティへのコミットメント」、「事業活動における環境負荷低減への取組」、「従業員への配慮」において高い水準であると判断されました。企業経営において一定のESG側面の取組と情報開示を実施しており、また、事業を通じたSDGs達成への貢献意欲が高いとの評価となりました。
 
ESG側面の取組、情報開示では、以下の点等が評価されました。

1.イベントやメディアを通じて日本にサステナビリティの考えを広めることを企業責務と捉え、米国の会社と提携してサステナビリティの国際会議を開催し、持続可能な社会の実現に向けた組織間のパートナーシップを推進している点。

2.スタジオ(制作工場)でのLED照明設備の導入や、再生可能エネルギー由来の電力への切替、イベントで使用する部材の再利用・再資源化などの取組を実施し、自社の事業活動に伴う環境負荷低減を推進している点。

3.従業員の柔軟な働き方の実現に向けて、コアタイムのない「フル」フレックス制度等を設け、産休や育休からの復職率はほぼ100%を実現。また、従業員の労働安全や休暇の取得状況等に関するデータをグループ全体で把握している点。

制作工場

育休から復帰した女性社員

 私たち博展は、「Communication Design® ~人と人の、笑顔が創り出す未来へ。」を経営理念として掲げております。この理念を実現していくため、企業活動において「サステナビリティ(持続可能性)」の考えを大切にし、積極的に推進してまいります。※当社のサステナビリティへの取り組みについてはこちらをご参照ください。

ご参考

※1  サステナブル・ブランド コミュニティ活動
当社が2015年より米国サステナブル・ライフ・メディア社と提携し、日本において推進するサステナビリティに関する活動。サステナブル・ブランドとは、経営の根幹に「サステナビリティ(持続可能性)」を取り入れ、自社の競争力とブランド価値を高める取り組みです。
・サステナブル・ブランド ジャパン     https://www.sustainablebrands.jp/
・サステナブル・ブランド国際会議2020横浜 https://www.sustainablebrands.jp/event/sb2020/

※2  ESG/SDGs評価融資
株式会社三井住友銀行と株式会社日本総合研究所(代表取締役社長:谷崎 勝教)が作成した独自の評価基準に基づき企業のESG側面の取り組みや情報開示、SDGs(持続可能な開発目標)(※4)達成への貢献を評価し、取り組みや情報開示の適切さについての現状分析、今後の課題、課題への取組事例などを還元する融資商品です。

※3  ESG
ESGとは環境(Environmental)、社会(Social)、企業統治(Corporate Governance)の頭文字を取ったものです。いずれの側面も企業が事業活動を展開するにあたって配慮や責任を求められる重要課題として考えられています。

※4  SDGs
Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称。国連総会で採択された、新興国だけではなく先進国等あらゆる国と地域が、貧困や平等、教育、環境等、「誰も取り残されない世界」の実現を2030 年までに目指す17 の目標と169 のターゲットのことです。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社博展 経営企画部 村松(むらまつ)
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