CLIENT Industrial Romanticism展実行委員会、AXIS
PROJECT 「Industrial Romanticism」展
VENUE AXIS Gallery

「Industrial Romanticism」展(「インダストリアル ロマンティシズム」展)は日本を代表する7社、15人のインハウスデザイナーによるプロトタイプやコンセプトモデルを展示する企画展です。企業がデザインの検討やデザイナーの研鑽のために制作するプロトタイプやコンセプトモデルには、インハウスデザイナーの夢やロマンが凝縮されています。本展は、そのような通常は社外に出ることのない未公開のプロトタイプやコンセプトモデルとともに、発想の原点や日頃から大切にするデザインへの想いを「ロマン」として伝える場です。
本展タイトルの”Romanticism(ロマン主義)”とは、社会的な規範や合理主義的な潮流に対して、人間の持つ主観や感性、感情に重点を置く芸術運動です。社会情勢や技術進化から洞察された未来ではなく、新たな価値を創り出すデザイナーそれぞれが持つ”純粋な夢の集合”から浮かび上がる未来を、本展で見出すことを目指しました。

博展は本展における空間デザインと施工を担当。
論理や合理性といった左脳的な思考と、夢や感性といった右脳的な情緒——この相反するような概念の共存こそが、Industrial Romanticismの本質であると捉え、本空間では、両者のあいだに生まれる「葛藤」と「調和」の心地よい緊張感を感じてもらうことを目指しました。繊細なワイヤーシステムの均衡と、光と影のコントラスト構成は、空間全体に緊張感と浮遊感を生み出し、要素の加算ではなく減算的なアプローチで展示物の存在感を際立たせます。闇の中で作品が凛と浮かび上がるその佇まいは、重力からの解放という、空間における“Romanticism”の想いも実験的に表現しています。

<ディレクター>
松山祥樹(Atelier Yoshiki Matsuyama / 三菱電機)
横関亮太(RYOTA YOKOZEKISTUDIO)
AXIS

<参加デザイナー>
西村賢一(キヤノン)、保刈祐介(キヤノン)
内田亮太(ソニーグループ)、古瀬響(ソニーグループ)
根岸美月(パナソニック)、井上隆司(パナソニック)
岩田永太郎(富士通クライアントコンピューティング)、森口健二(富士通クライアントコンピューティング)、堀志織(富士通クライアントコンピューティング)
吉村多喜(富士フイルム)
大橋美紗子(三菱電機)、南出由裕(三菱電機)、本村祐貴(三菱電機)
鈴木俊英(ヤマハ)、鈴木僚(ヤマハ)

CREDIT
空間デザイン 歌代 悟
プロデュース 坂井 貴史
プロダクトマネジメント 熊崎 耕平 , 三宅 蘭瑠
アートディレクション 谷内 晴彦(desegno ltd.)
グラフィックデザイン 松永 京巳(desegno ltd.)
プログラミング 藤本 寛之(desegno ltd.)
ムービー 渡辺 俊介(uranographia)