オルガテック東京2023にて、脱炭素社会に向けた新しい展示会の出展の形をデザイン

 博展は、2023年4月に東京ビッグサイトで開催された「オルガテック東京2023」に株式会社オカムラ(以下「オカムラ」)が出展したブース制作において、脱炭素社会に向けた新しい展示会の出展の形として、展示製品および内装造作物製作、輸送、廃棄などに関するCO₂排出量を算出し、展示ブース全体として53t分のカーボン・オフセット実施のサポートをいたしました。
イベント特設サイト:https://www.okamura.co.jp/office/special_site/event/orgatec-tokyo2023/

※CO₂排出量53tとは、樹齢40年のスギの木6022本(東京ドーム 約1.3個分の広さ)が、1年間で吸収する量に相当します。
■取り組みの背景

 博展では、2030年までのサステナビリティ目標として「温室効果ガスの実質的な排出ゼロ」と「廃棄物の排出ゼロ」の実現を掲げており、業界に先駆けて環境に配慮したイベントサービスの提供に注力しています。
 また、オカムラグループでは、2050年に温室効果ガス排出の実質ゼロ(カーボンニュートラル)を目指して、2030年の温室効果ガス排出量の削減目標を2020年比50%として目標を掲げており、企業活動として様々な環境負荷低減に対する取り組みを積極的に推進されています。
 そのような中、同社が出展するブースにおいても、カーボンニュートラルの実現を目標に、「みんなに、みらいに、自然なかたち。」という出展コンセプトを掲げ、企画段階より様々な取り組みを両者で推進いたしました。

■今回の主な取り組みと結果

1.環境負荷の低いブースデザイン設計を採用し、CO₂排出量を可能な限り削減。
(リユース部材、ファブリック素材等を積極的に導入し、廃棄物量をできる限り削減)

 <産業廃棄物の排出実績> 合計 14.00㎥
 ・木くず 8.00㎥
 →処理方法:サーマルリカバリー(熱回収)/バイオマス発電 発電量2,873kwhに変換※
  ※CO2削減相当量は、樹齢40年のスギの木151本が1年間で吸収する量に相当
 ・混合廃棄物 6.00㎥
 →処理方法:ケミカルリサイクル/副資材(フォーミング抑制剤)にリサイクル

2.展示製品や内装造作物などに関するCO₂排出量を算出し、カーボン・オフセットを実施。

<カーボン・オフセット対象範囲>

<カーボン・オフセット証明書>

■今後の展開について

 今回収集したデータは、今後の出展やイベント開催におけるカーボンニュートラル実現に対する継続的な取り組みにいかしてまいります。

■イベント実施概要

名  称:第2回 オルガテック東京 2023(ORGATEC TOKYO 2023)
開催期間:2023年4⽉26⽇(⽔)〜28⽇(⾦)3日間
開場時間:10:00~17:00(28日のみ16:00まで)
会  場:東京ビッグサイト⻄ 1・2 ホール
小間番号:D-11(株式会社オカムラ)/324㎡
主  催:ケルンメッセ株式会社、一般社団法人日本オフィス家具協会
(株)オカムラ 出展概要
https://www.okamura.co.jp/office/special_site/event/orgatec-tokyo2023/

▼お問い合わせ先について
株式会社 博展 経営戦略局 村松
E‐Mail:info-marketing@hakuten.co.jp