「統合思考経営」価値創造のストーリー作り ~4Xsと IIRC 内容要素のつながり、統合報告のストーリー作り~

 当社運営のサステナブル・ブランド ジャパンは、SB ESGシンポジウムonline 2021「統合思考経営」連続セミナーを2021年9月より連続開催いたします。

 テーマは「『統合思考経営』と価値創造のストーリー作り」です。気候変動の甚大被害が常態化する中、コロナ禍を経験している日本企業が2030年や2050年にどのような社会・経済の姿をめざし、「4つのX」※を実践しながら、ビジネスモデルの変革を通じて、どのように価値創造型の「統合思考経営」を実現すべきか。SB Japan-Lab の統合思考プラクティショナー(Sinc 所長・首席研究員)の川村雅彦とともに、全4回の受講者参加型 連続セミナーの場で協議いたします。
 特設サイト:https://sbtokyo-hkt.wixsite.com/sb-esg2021

※4つのXとは
GX:Green Transformation (気候中立で復元力のある資源効率の高い経済に向けた環境変革)
DX:Digital Transformation (デジタル技術を用いた事業変革)
PX:Business Portfolio Transformation (メガトレンドを背景にビジネスモデル転換と構造変革)
CX:Corporate Governance Transformation (企業価値の創造と毀損防止のための経営変革)

◆対象: 事業会社の経営企画、IR、CSR・サステナビリティ、SDGs 等の担当役員・部課長・担当者
※コンサルティング会社様、各種情報開示レポート制作会社様のご参加につきましては、誠に恐縮ながらご遠慮願います。

第1回 2021年9月16日(木) 15:00-17:00 |​オンライン
サステナビリティ報告と「第三のマテリアリティ」、これを導くシナリオ・プランニング

 「サステナビリティ関連財務情報開示」の最新動向を背景に、統合思考経営の核ともいえる「第三のマテリアリティ」の必然性を確認します。併せて、未来からの「逆算思考」に基づき、2035年の未来シナリオ、次世代リーダー育成、企業変革、未来共創を含むシナリオプランニングの実践による有効性、利点、課題について横河電機の取り組みをうかがいます。こういった分析や重要事項をどのように事業の方向性やありたい姿とつなげていくべきか討議します。

第2回 2021年10月26日(火) 15:00-17:00 |​オンライン
GX としての EU タクソノミー及び人権対応

 影響力を増しつつあるEUタクソノミーや人権対応。「グリーンリスト」は投融資家を介した制約条件として、当面の事業運営には重荷となる可能性があります。一方、サステナビリティから将来のありたい姿を考えると、優れた商機でもあり、生き残り戦略となります。制約条件を踏まえながら、自社の未来を描くための対応方策を討議します。

第3回 2021年11月15日(月)15:00-17:00 | オンライン
DX・PX としてのデータ経済に対応するビジネスモデルの転換

 サステナビリティ課題のインパクトの拡大は、ビジネスモデルや事業ポートフォリオを大きく転換させる必然性を秘めています。これを円滑かつ大胆に進めるためには、デジタル・テクノロジーによるDXを始めとする革新的技術の導入は不可欠です。同時に、単なるテクノロジーの導入にとどまらない事業活動全体の変革の実現について、企業の先進的な実践事例を基に討議します。

第4回 2021年12月3日(金)15:00-17:00 | オンライン
CX としてのサステナビリティを前提とした経営の意思決定

 広義の企業価値の向上をめざす「統合思考経営」を実践する際の認識として、取締役会の実効性と人的資本の重要性は拡大しています。どのようにしたら従業員が自律的に組織の意思決定にポジティブに関与し、社会をも変化させる変革者となれるのか。サクセッションプランや経営人財の見極めには、サステナビリティ側面も踏まえた人物評価や実績の評価が必要となります。これらの経営の意思決定について、実践者や研究者と討議します。

開催概要

お問い合わせ先について

株式会社 博展 事業統括局 中田(なかた)・林(はやし)
E‐Mail:info-marketing@hakuten.co.jp
サステナブル ブランド ジャパン
E‐Mail:Lab@sustainablebrands.jp
サステナブル・ブランド ジャパン サイト:https://www.sustainablebrands.jp
セミナー特設サイト:https://sbtokyo-hkt.wixsite.com/sb-esg2021