宣伝会議が出版する月刊誌「広報会議」 2025年11月号の特集「企業価値を伝えるブランド体験設計」にて、GUIDE記事として当社のクリエイティブディレクター 歌代悟の寄稿記事が掲載されました。

SNSでの情報収集が主流の現代において、企業はSNSだけでは伝わりきらないブランドの思いや価値を伝える必要があります。そのために、実際に体験できるリアルな場(ミュージアム、イベント等)を設け、商品・サービスだけでなく、企業のビジョンや社会的存在意義を体感してもらうことが重要です。これは、多様なステークホルダーとの信頼関係を築き、企業価値を広める広報活動として機能します。
本特集では、様々な企業様の具体的なブランド体験の設計の事例を紹介しています。

今回は特集の巻頭記事として、博展が2024年11月に制作した冊子「体験をデザインする」の中で、歌代が執筆した文章を再編集し、博展が培ってきた「体験の価値」や、「ヒトとバとトキの関係性」について詳しく解説しています。また博展が手がけた体験設計の事例として、あわせて紹介しています。

■掲載記事
「広報会議 2025年11月号」 P.12 – P.15
 特集「企業価値を伝えるブランド体験設計」
 GUIDE『体験設計で進化するPRとブランド 情報から関係へ、ブランドの「関係性を紡ぐ」』

情報があふれる時代、ただ発信するだけでは生活者の心に届きづらくなっている。今なぜ体験型PRが注目されるのか、その本質を整理し、実際の事例を交えながら体験設計がブランドにどのような力をもたらすのかを解説する。
https://www.sendenkaigi.com/marketing/media/kouhoukaigi/x9r4nq60tf/

■執筆者

  歌代悟 うたしろ・さとる
  株式会社博展 クリエイティブディレクター

  株式会社博展に空間デザイナーとして入社。
  デザイン局長などを経て、現在クリエイティブディレクター
  として企業ブランディングやプロモーションの企画を行う。
  グッドデザイン賞など受賞多数。

■冊子「体験をデザインする」とは?

2024年12月に当社の制作スタジオ「T-BASE」で開催された「HAKUTEN OPEN STUDIO(HOS)」を機に自主製作された冊子です。

”体験”というものを誰よりも理解する企業として、”体験の価値”を世の中に伝えていくことで、個人にとっても、社会にとっても、企業にとっても必要不可欠な存在になっていきたい。そんな想いから、博展の”体験をデザインする”というクリエイティブプロセスを少しでも体系化しようと試み、博展の有志により執筆されたのが本書です。