第一弾として緊急度の高い店舗や商業施設向けのアイテムにフォーカス

 当社は商業施設をはじめとした様々な場所で、段階的に対面によるコミュニケーションが手探りながら再開され始める中、“美しいソーシャルディスタンスをデザインする”「BEAUTIFUL DISTANCE」(商標登録申請中)の概念とそれに基づくプロダクトを発表いたしました。
 今後も社会状況に合わせ、プロダクトを充実させていくとともに、空間や体験全体といったデザインのアップデートも図ってまいります。

私たちが考える新しい概念BEAUTIFUL DISTANCE。
安全を確保するための物理的な距離感や美しさだけではなく、
「心理的な安心」「人と人、人とモノとの豊かな距離感と関係性」
あるいは「人とウィルスとの新しい関係性」の構築を意味しています。

人の心に豊かさを生む美意識を持ったソーシャルディスタンスが、
人と人を笑顔にするコミュニケーションを生み出していく。
HAKUTEN CREATIVEが考えるこれからの時代の体験デザインです。

プロダクト例

※導入事例(GINZA SIX 「Scent of Healing」)

“ブランドの世界観に沿った展開が可能なアルコール什器”
日常的にアルコール消毒を行う事が当たり前になり、様々な場所でアルコールを見受けられるようになりました。その日常の中で、アルコール什器を通して、ブランドの世界観を表現することや、利用者とのコミュニケーションのスペースとして活用することが可能です。
什器内はアルコールのストックなどとして利用でき、設置する場所に応じて、カスタマイズができます。

マスク、手袋、パーテーション
“ネガティブをポジティブに変換するアイテム”

マスクや手袋、パーテーションは、beforeコロナ時代の日常コミュニケーション接点においては存在しなかったからこそ、現在違和感と共に存在しています。
そのような違和感を、隠そうとするのではなく、ビジュアル表現によってブランドやファッションの世界観の一部としてポジティブに存在させ、話のきっかけやメッセージ訴求の手段として活用することを目指したアイテムです。

“パーソナルなコミュニケーションが可能なアルコール什器”
ペダルを踏むと、アルコールが塗布されると同時に手のひらにメッセージが現れる仕掛けとなっています。
来場者ひとりひとりに向けてブランドのメッセージを伝えることが可能です。
また、ペダル式にすることによって、耐久性や安全性、安心感をより高めています。

wind aid
風の流れを可視化し、安心と心地よさを作り出す什器”

コロナ禍においては換気がされているかどうかがひとつの安心の指標となります。その「換気=風の流れ」を可視化できるスタンド。主にエントランスでの展開を想定しています。

開発の背景

 急遽、日常に組み込まれた“ソーシャルディスタンス”という新しい尺度。安全を守る上で欠かせないものであると同時に、体験やおもてなしという視点では違和感を覚えられる方も多いと考えています。安全という機能的価値を前提としながらも、人の心に豊かさを生む美しいソーシャルディスタンスを開発したい。そのような想いから、商業施設やオフィス、イベント会場等向けにデザインとプロダクトを開発しております。

 今回ご紹介したプロダクトは、第一弾として緊急度の高いアイテムにフォーカスしたものとなり、今後も社会の状況に合わせ、プロダクトを充実させていくとともに、空間や体験全体といったデザインのアップデートも図ってまいります。

 当社はこれからも、このような取り組みを通じて、人と人とが出会う“場”・“空間”において、さまざまな体験価値を創造し、人と社会の新しいコミュニケーションを描いてまいります。

HAKUTEN CREATIVEサイト

過去の実績をこちらのサイトでご覧いただけます。
https://www.hakuten.co.jp/content/creative/

これからの体験価値を考えるオンラインメディア「THINK EXPERIENCE」

博展開催のオンラインセミナーやオンライン上のソリューションをご覧いただけます。
https://www.think-experience.com/

本件に関するお問い合わせ先

株式会社 博展 経営企画部 村松(むらまつ)
E‐Mail:ir@hakuten.co.jp ※@を半角に変換してください