営業の醍醐味は
「君だから買った」という言葉

きっかけ。

新卒で入社した子供服のメーカー、その次に転職をした屋外広告代理店、そして博展。僕の仕事人生はずっと営業ですね。それも新規営業ばかり。営業は社内外のいろんな人としゃべれますから面白いですね。飽きません。

いうまでもなく、営業の仕事は「仕事をとってくること」。つまり仕事のきっかけをつくることです。そのきっかけさえつくれば、博展のクリエイターは良いものをつくってくれます。自分のとった仕事を楽しそうにやってくれているのを見ると嬉しいですね。また、博展が専門としていない領域の仕事でお声がけをいただけた時は、自分という人間を評価してもらえたようで、大きな金額を受注するよりもテンションが上がります。誰でも良いわけではなく、あなたと仕事したいということですから。

相手の考えを想像すること。

営業がいる意味、自分がいる意味はなにかを意識しながら働いてます。クライアントや上司に言われたことをそのままやるのは楽ですが、それではただの伝書鳩になってしまう。どうしたら実現できるか、誰を巻き込んだらスムーズに進むか、誰に何を言われるでもなく、自分で考えなくちゃいけない。

もう1つは人との接点を持つこと。現在は西日本事業所で働いてますが、東京のデザイナーやデジタルチームのメンバーと仕事をする機会が増えてきたので、東京に出張した際はチームのみんなに声をかけていくようにしています。突飛なことではなく、挨拶したりお礼したりとか。それだけで関係性が変わると思うんですよ。それに、何回か会ってると嫌いな人間も好きになるって言いますよね。鬱陶しいと思われても、それを信じて声をかけています（笑）。

話題のスポットに足を運ぶこと。

クライアントとの間で話題に上がった時に意見を言えるよう、話題になっているスポットには必ず足を運ぶようにしています。新規営業は本当にいろんな人と話すので、どんな話題にも打ち返せるよう準備しておかなければいけません。浅くてもいいので、広く知識を貯めておいた方が良いんですよね。それに僕自身、最近の話題を知らないと流行りに取り残されている気がして嫌ですし。その他には、夢中というかわかりませんが、20歳の頃からずっと、このテクノカットという髪型を続けています。毎日T字かみそりでもみあげを整えるのが日課です。

西日本を支える仕事をする。

大阪生まれ大阪育ち、京都在住。大阪が大好きなので、西日本からは出たくないですね。2025年の大阪万博には燃えています。西日本事業所を活性化させるためにも、地域に貢献するためにも、是非仕事で関わりたいと思ってます。

あとは家族を大切にできる会社にしていきたいですね。これは会社というより業界、もっというと日本の社会が変わらないといけませんが。僕は仕事が好きで、つい時間を気にせず働いてしまうんですが、子育てをするようになって、それじゃいけないなと感じています。仕事に打ち込んでクライアントの評価を得ながら、家庭での信頼も獲得する。これですね。