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齋藤祐太 営業

「憂うつは成長の証」
仕事に一直線な営業部長

PROFILE
2009年新卒入社。入社以来、一貫して営業に従事し、7年目で課長、10年目で部長に就任。営業部の最前線で活躍しながら、部長として営業組織のマネジメントを行う。趣味は読書とサーフィン。

あなたがつくっているものは?

体験デザイン。

クライアントがイベントプロモーションを行う際、そこには必ず明確な目的があります。そして、その目的を達成する上で、プロモーション内の「体験」が非常に重要です。博展は空間をデザインしている会社でもありますが、それだけではクライアントの持つ課題や不都合を解決できません。営業・クリエイティブ・製作が三位一体となり、イベントプロモーション全体で人のココロをどのように揺さぶるのかを考え抜き、実行することを大切にしています。それを博展では体験デザインと謳っています。

その中でも、営業はクライアントに一番近い場所に立ってチームを組成し、プロジェクトのスタート地点をつくる立場です。そのため、社内のメンバーやパートナー会社のスペシャリティを最大限引き出すコミュニケーションを大事にしています。自分にはないスキルを持ったプロフェッショナルを束ねて体験デザインをつくっていくので、どんなことでも実現できるマジックのような感覚があり、面白いですね。

仕事をする上で大事にしていることは?

終わらせること。

終わりよければすべて良しと言いますよね。逆に終わりが悪いとすべてがだめになってしまう。予定通りにプロジェクトを着地させ、効果を出すことが、クライアントからの信用に繋がると考えています。
博展が創っているのは「体験デザイン」という無形のもの。費用対効果を定量的に示すことがまだ難しい時もあるため、何を達成すべきかをクライアントと徹底的に協議します。その上でプロジェクトを無事に着地、つまり「終わらせる」。これがすごく難しい。いつも考え続けています。

今、夢中になっていることは?

仕事。

自己実現、生きがいや社会貢献など、仕事に求めるものは人によって違いますが、僕は一つに絞ることはできません。全てを含めて「仕事」です。

そして、僕にとって仕事は楽しいものではないんです。プレッシャーの連続で、憂うつなもの。しかし、その憂うつさは自分を成長させてくれるポジティブなものでもあります。ここ数年は物事の判断軸も定まってきたことで、仕事の精度やスピードも成長しているという自負があり、もう少し経験を積んだら、少しは仕事を楽しむ余裕が生まれるかなとも感じています。だから、今の苦しい状態も間違っていないと思える。結果を出せば次の可能性に繋がり、できることも増えていく。その連続です。

あなたの10年後の姿は?

博展を1000億規模の会社にしたい。

個人的には、自分の決めたことに固執しないよう、あまり未来のことは考えないようにしています。目先のことに一生懸命取り組んでいくことで、少しずつ未来が定まってくる。

ただ、博展をどうしていきたいかと考えた時、漠然とした目標はあります。ディスプレイ・空間デザインは歴史のある業界です。博展は、そうした業界の中では珍しいベンチャー気質な企業です。この業界には、古い体制や考え方も残っているので、それを変えていきたい。そして、世の中の人に博展をもっと知ってもらい、「博展が手掛けたものなら観てみたい」と思ってもらえるような企業にしていきたいですね。手前味噌ですが、博展の仕事のスケールやクオリティは確実に高まってきていると感じています。地道にいい仕事を積み重ねて、もっと会社を大きく、強くしていきたいですね。